最近SNSで話題になっている短編ホラー映画。
2016年製作のティム・イーガン監督、出演ローラジェーン・ターナー。
映像時間9分51秒の短編映画で、サクッと見れるのに怖すぎると話題の映画。
各国の映画祭で10の受賞と3つのノミネートと世界的に高い評価を受けている作品である。
なぜSNSで人気?
にわかに湧いてでた感じのある映画です。
私もツイッターで知るまでは知りませんでした。。^^;
映画としてはかなり短い10分以下ということと、あと大きな音が出ないのでスマホ向きということもあります。
そして何よりイヤホンと相性が良い。
スマホで音楽を聞いたり、映画をみたり、ドラマをみるとなるとイヤホンを使いますよね。4年前より確実にイヤホン人口が増えているのでそのあたりも影響したのでは無いでしょうか!!
カーブが伝えたかったこと考察
ツイッターや他の人の考察でよくあるのが、妊娠や着床をイメージしたのではないかということ。
女の人が目覚めるそこは子宮のような形をしているので、信憑性がありますね。
そして血や雨は生理にともなう出血であり、流れてしまう、もしくは流産、中絶、を意味しているのではないかと。
ティム・イーガン監督の記事やインタビューが見つからないので真意はなかなかつかめませんが、これはかなり信憑性があり、納得です。
一切のセリフがないものうなずけます!
追加の考察
妊娠や着床をイメージした映画だということなのですが、ここからは私の、私なりの追加考察です!
ティム・イーガン監督とは
オーストラリアを拠点とする映像作家で、広告やテレビのオンライン編集者。
2016年製作の「CURVE」の監督。
以前はABCのテレビシリーズThe Bazura Projectのディレクター、DOP、エディターとして。カメラアシスタント。
その他にサウンドレコーディスト、アニメーター、ミュージックビデオ、ドキュメンタリー、短編映画の監督。
オーストラリアとは?
オーストラリアの位置や、場所などは説明は不要かと思います。
私が考えるのはオーストラリアの人々が信仰している宗教は何か?ということです。
オーストラリアの宗教では、イギリスの影響でキリスト教が最も大きな勢力になっており、オーストラリアの人口の52%を占めています。以前は95%以上がキリスト教だったということも考えられるのでティム・イーガン監督はキリスト教が身近にあったのではないでしょうか。
※キリスト教の宗派で最も多いのがカトリック教で22.6%です。
なぜ宗教が大事なのかというと、キリスト教は妊娠・中絶は厳格に禁止しています。カトリックならなおさらです。
※生命に対する考え方や、倫理的な観点はここでは置いておきます。
最近のオーストラリアでは無宗教が増えてきています。なので、
ティムイーガン監督はこの映画を観た人が妊娠や、流産、そして人工中絶に対して何か考えるきっかけになればと思ったのではないでしょうか。
私は他の人の考察などを観る前に鑑賞したのですが、この映画を観た後に
「死」というものに対して考えるきっかけになりました。
「CURVE」
— いまひろ@ミッドナイト (@_imahirox_) 2020年6月14日
短編映画 なんだけど体感は超短編‼️
10分が3分くらいに感じるこの緊張感😨😨😨
穴の坂で目覚めて始まるこの映画は、「死」について考えさせられた。
もがくのか、
受け入れるのか、
泣き叫ぶのか、
祈るのか、
あなたは目の前に死が訪れたら何を考え、行動しますか?
😇😇#映画 pic.twitter.com/ATrGFoAJzQ
おわりに
10分なのでサクッと見れると思います!皆さんもぜひご鑑賞あれ。