美しい、、とにかく美しい。
この映画を前情報無しで見たのですが最初に驚いたのはシーンの美しさ。いわゆるカット割りが美しい。
まるで美術館で絵画を見ているようなシーンがすごいいっぱい出てくる。
あなたは美術館にいきますか?いくならそれだけでも観る価値がある!
車道に寝そべる男女、池に浮かぶ白鳥、浜辺で走る女、信念を貫き没頭する男、寝起きに花の香りを楽しむ女・・・
もはや芸術のセンスしか感じない!すごい、凄すぎる!静止画でもご飯食べれるくらいです。
そして演じているアクター。主役はララランドでも演じているライアン・トーマス・ゴズリング。
なんていうんだろーか。最近はアダムドライバーとか、妙演ができるアクターが出てきてすごい新時代を感じます。
この層は年齢も近いし、結構見ていて親近感というか、見ていて感情移入がしやすいですね。
ロバートデニーロとかカッコいいし、憧れるけどやっぱり憧れは憧れですね。笑
以下好きなシーン
入浴シーン。
このシーン素敵すぎる!ウェディングドレスを着ながらお風呂!そして何やら考えながら足で蛇口をひねる。
もうなんとも言えない感情を表現していてちょっと言葉にできなかったですね。
あんまりいうとネタバレなんですが、このシーンは男としては巡り会いたくないシーン。笑
詳しくは見てください。笑
湖にはいっぱいの白鳥が泳いでいて、そこをボートで漕ぎながら・・・・って芸術的すぎませんか!?
そしてこれはシーンというより台詞です。
「神の力は科学の限界を超える」
痺れました。私は特にキリスト教とか一神教信者ではないけれど、
この言葉はすごい力です。信じるものは救われるのです。
出てくる俳優、女優、シーン、セリフ、そしてストーリー。そう、全てが美しいと感じる映画。
ぜひご鑑賞あれ。