集中力をアップさせる方法が満載!「ヤバい集中力」で生産性アップしました【読了レビュー】
集中力が全然続かない。。。続かないから仕事や勉強が捗らない。
突然ですが皆さん、上記のような経験ないですか?
そんな悩みを解決する方法が載っている本があります。
それは、「ヤバい集中力」。表紙と帯のDaigoが気になっていた本です。
仕事の帰りに本屋に寄ってみるとまだまだ平積みされていることが多く、なにより表紙のインパクトとDaigoが気になっていつか読みたいなぁーと思っていました。
↓こんな表紙です。観たことありますよね?
結論からいいますと、帯でDaigoが言っている、集中力が320%アップ!はあながち嘘ではないです。僕の場合は320%もアップはしてませんが(笑)150%くらいはアップしてますね!同じ作業を時間測ってみるとだいたい、効率アップしています。
特別なトレーニングが必要なわけじゃないからすごい!
集中力が続かない悩みのよくある対処方法といえば、
- タスク管理を徹底する(例:Todoリスト)
- 気の散らない環境を整える(例:カフェや図書館で勉強)
- フローやゾーンに入る方法を考える(例:音楽を聴く)
などがありますが、パフォーマンス効果がでるのは最初の方だけで、結果的にTodoリストの更新が面倒くさくなったりしますよね。。。
この本のすごいところは、何か特別なことをするわけじゃないところです。
自分の中の獣(脳や本能)をどうやってコントロールするか(セルフコントロール)が細かく説明、指南されておりそもそもTodoリストの更新が面倒くさくならないような方法が書かれているところ。
方法はとっても簡単。
- まずは集中力の根源を”知る”
- その集中力の根源を”操る”
- 操りだしたら”継続する”
です。難しい医療用語や、脳科学的な専門用語は殆どありません。だから読みやすい、わかりやすい、覚えやすい。
ではいってみましょう。
50%は才能で、50%はコントロールできる
いきなり出鼻をくじかれてる?と思った人は大間違い。
人間の最大の集中力を100だとすると、50%は才能に左右されるそうです。
そして残りの50%は自分のコントロール次第であるということ。
これを聞いたときに僕は「集中力を高めれる可能性があるんだ」と素直に思いました。
僕は決して集中力が高い方ではありません。学生時代も試験の前のテスト勉強のときは苦労しました。課題範囲を読み返すだけでも一苦労です。それをさらに復習して自分の中に取り込むとなったら、いつもかなりの時間を要しました。。。
テレビを観てしまったり、漫画を読んだり、、ゲームしたり、、、。少しずつ勉強はしているものの、夜になっても集中力はなかなか上がらず、いつも徹夜でした。。。
効率悪すぎの学生時代。もっと効率的に勉強しておけば、もっと遊べたのに。笑
自分のコントロールなど知らないので多分、才能のMAXが50ならば、僕はそのうちの多分20ぐらいで頑張っていたのでしょう。笑
100分の20!(笑。自分調べ)
これでは勉強も捗りません。笑
っというかこれ、20%でがんばれていたのなら、100%で勉強していたら首席だったんじゃない??(すみません。妄想です)
才能はどうすることもできませんがコントロールできる50%があるのならそれを増やしたい!50%全てと言わずとも35%でも会得できれば、才能だけで頑張っている人には勝てる!!自分で書いていてなんですが、楽観的な自分にいつも感心させられます。笑
もう半分? or まだ半分?
あなたの可能性は満ち溢れている。ぜひやってみよう
集中力をコントロールする4つのステップ
才能のほうは何もせずともできる集中力であって、本書ではあまり言及していません。
その代わり残りの50%を詳細に説明されています。なので本記事でもコントロールできる方として記載していきます。
本書では、
集中力を高める = 4つの能力をコントロールする
ことであると明記されています。その4つとは、
-
自己効力感(はじめの一歩)
勉強などするべきことを開始すること。これって意外と難しいですよね。始めちゃうと結構頑張れたりするのに。ってやつ! - モチベーション管理能力(継続の力)
作業を続ける力。難しい課題などにぶつかると辞めたくなるけど、モチベーションを持続させよう。 - 注意の持続力(アテンションコントロール、20分)
テキストに集中する力。専門的にはアテンションコントロールというらしい。しかも成人の平均が約20分程度であり、どうしても一旦集中力が途切れてしまう。時間を伸ばすより、時間内で効率的に作業するほうがよい。 - セルフコントロール能力(誘惑-内外)
誘惑から打ち勝つ能力。外部からの誘惑だとスマホの通知であったり、騒音などもそれにあたり、
内部(脳)からの誘惑とは、「チンギス・ハン」というテキストを読んだときに「フビライ・ハン」といった似通ったテキストのことを考えたり、「この前のジンギスカン鍋は美味しかった」など、ダジャレのような全く違うことを浮かべてしまうことがこれに当たる。
です。これが順番に脳にハードルとしてやってきて集中力を阻害していく。
そしてこの4つのハードルを一つずつクリアしていくことで、高い集中力をもち続けられます。
まとめ
集中力 = 4つのプロセス
ここからが本書の真骨頂
この4つの プロセスをコントロールすることが高い集中力を会得することであり、
会得するための具体的な方法がこの本には書かれている。
当然ながらすべてをお伝えするには本寄稿では全く足りていません。ちなみにここまでのボリュームは前半も前半。開始30P程度のことで書かれていること。それでこの密度であり、質!ここまで読んだだけで「最後まで読まないと!」と感じた本は珍しい。
とはいえ、私のまとめ備忘録的な意味合いで以降のページをサマってみたのでご紹介↓↓
集中力を高める方法
食事
- カフェインが最強だった
お手軽に集中力を高めたい場合はカフェインが最強ということが改めて証明されました。一時期流行ったスマートドラック(合法)のピラセタムには思い込みて程度の効果しかありません。それに比べるとカフェインの効果は検証されて実績があります。コーヒーを飲むときには5原則を守ると、より効果的に摂取できる。 - 地中海食
イタリアやギリシャに古くから伝わる伝統食で、健康面だけでの効果にとどまらず集中力アップにも役に立つと研究結果がでている。
報酬
- 報酬感覚プランニング
ゲームのようにクリアしていく感覚を覚えさせることが大事。テストなら点数や偏差値、ブログならアクセスなどがそれにあたります。
大事なのは自分の脳力に近くて少し難易度があるレベルであること(高すぎても、低すぎてもダメ)
ルーティン
- マイルール
一見効果のなさそうな"自分なり"のルール。例えば運動前に指を10回ならす癖があるなど。これだけで生産性が21%もアップしたのだから驚きである。願掛けなどもバカにしてはいけない。 - 反復
何度も何度も同じことを繰り返すことで真実で正しいことだと脳が勘違いする。プロパガンダもその類であり、どんなに知能が高くても毎日フェイクニュースを聞かされると真実だと思いこむという研究結果もでている。それほど強力な「反復」を使わない手はない。 - 小さな我慢
日頃から小さな我慢をしている人は成功する確率が高くなる。例えば、「朝が弱いけど早起きする」「お酒が好きだけど弱いからこのくらいにしておこう」など。(お酒が好きで酔わない人は我慢の必要がない)
この小さな不快が筋トレとなり集中力が高まるのである。
ストーリー
- なりたい自分
- アイデンティティ
観察
- 意志力
- デタッチドマインドフルネス
※最後は諦めて休む
「ストーリー」「観察」がまだだけどすでに3000文字を超えたのでここまでにする。(気が向いたら更新)より詳しく知りたい人は、ぜひとも「ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45」を読んでみてほしい。