世界最初の先物取引は日本だった!米屋の話は上方落語に多いかも
落語といえば多いのが、隠居と番台の掛け合いだったり、親方と弟子のような上下、師弟関係者どうしが多いように感じます。そしてその中でもいくつか聞いていると、商売のお話が時々でてきます。
たとえばある酒屋と隠居の話だったり、番台と魚屋のやり取りだったり、籠屋だったり。まぁ設定は色々とあるし、噺家さんによっては業種を変えたりもするので一概にはいえませんが。そして登場するのが米屋さん。
落語といえば、上方落語だけじゃなく、江戸にもありました。どちらにも人気の話、演目があったり、そちらに地方にしかない演目というのがあったようです。(当時はネット配信とか無いですしね!)
なので江戸は人情系が人気で、上方は勘違いオチとかが多いのかもしれません。
(ちょっと気になるので調べてみたい!)
世界最初の先物取引は日本!?
で、今回はその商売に関する話なんですが(落語じゃないのかい!)
先日、金融機関の人と話していて教えてもらったのですが、
先物取引、取引所といえばやはりニューヨークのウォール街が有名かとおもいますが、実はなんと世界最初は日本の大阪だったとか!
なんでも実物の米の出し入れは行われず、売価の変動分の砂金を授受することで取引ができたというから完全に先物取引ですね。
大阪の米相場が1730年に誕生したそうで、ウォール街が誕生したのが1790年代だったはずなのでなんと60年以上も前にあったことになる!
すごいですね。なぜそのまま繁栄しなかったというと、明治維新直後、明治政府によって規制されたそうです。投機的な要素が大きかったようで、お米の相場がかなり荒れてしまっていたようです。笑
米国経済学者のなかには、うまく運営していれば世界の先駆けになっていただろうって話もあるみたいでびっくりです!
日本人は昔から、丁半博打とか、色々と投機的な事案が大好きなんですね〜。