イコライザーは観たことがなかったんだけど、友人に薦められてを観た。
そもそもはジョン・ウィックを一気見してたんだけど、「イコライザーのほうが無双感あるよ」と言われて興味がでたことがきっかけ。
デンゼルワシントンは好きな俳優なのですんなり観てみようかなという気持ちになったのも良かった。
話の大筋は、元CIAの主人公のマッコールは引退して平凡な暮らしをしていたが、ある知人のピンチをきっかけに奮闘する。というものである。
※観る前にお伝えしておくと惨殺なシーンや、過激なシーンが多くあるので苦手な人は避けた方が良いとおもう。といっても特段ひどいというわけではない。
映画のワンシーンで(冒頭らへんなのでネタバレではない)、お気に入りのシーンを一つ紹介したい。
レストランでマッコールが本を読んでいたところに、ちょっとした知人がテーブルにやってきてやりとりをするシーン🎬
ちなみにその知人は女性で、マフィア?に無理やり娼婦のような商売をされられている。そして今晩もお客が来る前にマッコールと短いやりとりをしているところだ。マッコールは友人が何をしているのかは知らないが、何となく察しているようである。
マッコール「やりたいことはあるか?」
女性「歌を歌いたい」
マッコール「なれるさ、何にでもなれる」
女性「あなたの世界ではね。私の世界では無理」
マッコール「世界を変えろ」
女性はハッとして、考え込むがお客がきたので出かけていく。というシーン。
「自分を変える」わけでもなく、「常識を覆せ」といった擦られたセリフでもなく、仕事を辞めろなんていう説教くさいセリフでもない。
そこには自分で自分を縛らず、見えている世界に囚われるな。と。
1つの事実でも、人それぞれの真実があり、どの真実を導き出すのかは自分次第だというメッセージにも感じる。
そういったセリフがところどころ発せられる映画であり、正直1.5倍速で見ようとしていたけど、通常速度で最後まで観てしまった。
イコライザー The Final が公開されたのでぜひ映画館に行ってみたいと思う。